もう殺虫剤は不要!ゴキブリゼロの家を実現するアロマの使い方

もう殺虫剤は不要!ゴキブリゼロの家を実現するアロマの使い方

夏になると出現率が高くなるゴキブリ。もうあの姿や形といい、恐怖ですよね!「ゴキブリ」という字を見るだけで恐怖感が出てきます。そのため最近では、「G」と訳されてしまっています。

できるならゴキブリを見ないまま夏を過ごしたいですよね。ゴキブリはすばしっこいし、飛ぶし、不衛生で、退治するのだって嫌です!

殺虫剤や毒餌剤も、できたら使いたくないし置きたくない!何とかゴキブリを寄せ付けない方法ってないかなとお探しの方、ゴキブリが嫌がるアロマが存在するのです。これを使わない手はないですよ!今日からさっそく始めましょう。

よく見かけるゴキブリの種類

世界には様々な種類が生息していますが、日本には主に「クロゴキブリ」「ワモンゴキブリ」「ヤマトゴキブリ」「チャバネゴキブリ」が多いです。

特にクロゴキブリは一般家庭でも比較的出現率が高く、あの黒々しくおぞましい姿を見かけると一瞬たじろいでしまいます。

ゴキブリの生態

1.どんなところが好きなのか

暗い、暖かい、湿気のあるジメジメした場所、狭い場所が好き。夜行性で、集団になり群居していることも。20度以上で行動が活発化。夏しか生きていないとか活動しないわけではなく、通年活動しています

冬になるとあまり見なくなりますが、寒さで動きが鈍くなっているだけで、冷蔵庫の裏側や台所周辺などに潜んでいることも。

2.どんなものを食べるのか

雑食性であらゆるものを食べます。食べ残し、紙、ゴキブリの死骸やフン、埃、髪の毛など何でもです。

ちなみに好きな臭いは、アニス(シード)というハーブ、山椒、玉ねぎの順です。もし誘因毒エサを作るなら参考程度にし、普段はこれらの臭いがしないようにするのが良いですね。食べ物で好きなものは、油、砂糖、パンくずやジャガイモ、肉、チーズの順です。

3.どんな害があるの?

見た目がおぞましいだけではありません。様々な病原菌を運んできます。また、ゴキブリの糞や死がいなどはアレルゲンの元になります。

あらゆるものを食べ散らかしたりするのも嫌なものです。また、電気がショートしたと思ったらタコ足配線に生息していたのが原因ということもあります。

4.ゴキブリの動きがすごい

特にワモンゴキブリは1秒間に1.5mもの速さで走るそうで、鳥肌が立ってしまいます。また、驚いたことに泳ぐことだって出来てしまうので、排水管を通ることもできるので排水溝から出てきて住居侵入も可能なのです。

数ミリの隙間さえあれば侵入も可能です

5.ゴキブリはどのくらい卵を産むの?

ゴキブリの卵の大きさは1cm位の長さで、高さは5mmほどの茶色のカプセルの様なものです。ゴキブリ1匹、1回で1つ産卵しています。この卵の中はなんと15〜40匹の幼虫が入っています。卵は卵鞘と呼ばれるもので、乾燥に強い質になっています。

卵は温かくて湿気があって食べ物がすぐある場所に産み落とします

6.ゴキブリが苦手なものは?

ゴキブリは寒さと乾燥する場所はあまり好まず、動きも鈍くなります。北海道などの寒い地域では、ゴキブリはほとんど見かけないとも聞きますよね。あとは、これからご紹介するハーブも苦手です

もう殺虫剤は不要!ゴキブリゼロの家を実現するアロマの使い方

ゴキブリが嫌うアロマはコレ

ゴキブリ駆除には、殺虫剤、くん煙剤、毒餌タイプ、捕獲器など様々なタイプのものがありますね。ですが、これらは小さなお子さんやペットを飼ってらっしゃるご家庭では安全性が心配です。出来れば使いたくないですよね。

他に何か人や動物に影響がなく、ゴキブリを寄せ付けない方法はないかと考えると、なんとアロマの中にゴキブリが嫌う香りがあるのです!これはゴキブリ嫌いな人にとっては朗報ですね。

ですが、ペットを飼っている方には気を付けなければならないのですが、特に猫を飼っていらっしゃる方は気を付けて下さい。猫はアロマの香りを吸い込んだ時、肝臓で上手く分解出来ないので負担がかかってしまうため、使い方に注意しなければなりませんね。

それでは、ゴキブリの嫌うアロマをご紹介していきましょう!

お勧めはベチパー!

九州大農学研究院と福岡県久留米市による共同研究で、このベチパーを使ったところゴキブリの忌避率ほぼ100%という数字が出ました。かなりの効果が期待出来そうです。

ベチパーはイネ科の多年草で、深い燻した感じの落ち着いた香りです。インドなどではこの根を粉末状にしたものを、防虫剤として使っています。時間が経つほど香りが良くなっていくアロマオイルです。また、シャネルのNO.5のベースノートにも使われる香りです。

これらのアロマオイルも効果的

ベチパー以外にもあります。アロマが好きな方はもしかしたらご自宅にあるかもしれない身近なアロマオイルが以下になります。

ミント、ハッカ油、ローズマリー、ラベンダー、クローブ、レモングラス、ユーカリ、シナモン、ゼラニウム、シソ、セイボリー、ナツメグ、パルマローザ、オレガノ、コリアンダー、クミンなども寄せ付けにくい香りです。

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ゴキブリに効果的なアロマの使い方

では先程挙げたアロマオイル、これらをどうやって使ったらあの嫌なゴキブリに効果があるのでしょうか?

アロマスプレー

このスプレーを使ってあちこちにスプレーすることが出来ます。天然のものなので、有害性がないので安心して使えます。

用意するものは、無水エタノール5ml、精製水45ml(なければ普通の水で)、アロマオイル10滴です。これらをスプレー式容器に入れて、使う時はよく振ってからスプレーします。

アロマポットを使う

アロマポットを使って芳香させます。

コットンにしみこませる

一番手間がかからない方法として、コットンに直接アロマオイルをしみこませて、ゴキブリが出そうな所に置くだけ。

アロマオイルをかけた塩を置く

ゴキブリは塩を食べないようで、皿や何か小さな容器に塩にアロマオイルを10滴程かけて、ゴキブリが出そうな所に置くだけ。

偽物アロマオイルは避ける

アロマオイルといっても様々なものがあります。表示を見て、エッセンシャルオイル(精油)100%のものを使いましょう。合成されているオイルは効果が薄い可能性もあります。天然由来成分100%のものを。

もう殺虫剤は不要!ゴキブリゼロの家を実現するアロマの使い方

日頃からゴキブリが棲みつきにくい環境を

アロマを使えば大丈夫!といっても、ゴキブリが棲みやすそうな環境では効果も半減です。ゴキブリが棲みやすそうな環境とは、ゴミだらけだったり、物があふれかえっていたり、食べ物がたくさん置かれているようではあまり意味がありません。

ゴキブリが隠れそうな場所を作らないように部屋をさっぱりとさせ、掃除の行き届いたお部屋を心がけましょう。

ゴキブリが大嫌いな方、ご紹介したアロマオイルを使うことで、もしかしたら家でゴキブリを見なくなるようになるかもしれませんよ!まずは、ご紹介したアロマをゴキブリが出そうな所に使ってみて下さい。

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