アロマを使った、アウトドアにオススメの「虫よけスプレー」の作り方

アロマを使った、アウトドアにオススメの「虫よけスプレー」の作り方

アウトドアに虫よけは欠かせません。市販のものもいいのですが、自分の好きな香りがするものだと違和感なくつけられるのではないでしょうか。アロマオイルを使って作ることができるのを知っていますか?

アロマオイルにどうして虫よけ効果があるのか、虫よけに最適のアロマオイルをご紹介いたします。また、アロマオイルを使って作る虫よけスプレーの作り方などもご紹介いたします。さりげなく香るアロマの香りが虫よけになるなんて、ちょっとおしゃれで自慢できますね。是非とも一度試してみてください。

アロマオイルに虫よけ効果がある理由

アロマというのは、様々な植物からその成分を抽出したものです。その植物自体に元々虫よけの成分が含まれていることから、アロマの種類によっては虫よけの成分を含んでいるものがあるのです

植物というのは、動物や私たち人間のように、自由に動くことはできず、地に根を張りそこで生きていくしかありません。植物たちも、自分の身を自分で守る方法として、虫や動物などが嫌う成分を自ら作り出しているのです。

植物の種類によって、敵となる虫や動物には違いがあります。このことから、植物から抽出するアロマで作る虫よけにも、効く虫に違いがあるのです。寄せつけたくない虫によって、アロマオイルを使い分ける必要があります

アロマを使った、アウトドアにオススメの「虫よけスプレー」の作り方

虫よけに効果的なアロマオイル

アウトドアで寄せ付けたくない虫といえば「蚊」ではないでしょうか。蚊が寄ってこないようにする効果があるアロマオイルは、蚊が嫌がる成分であるシトロネラール、シトロネロール、ゲラニオールが含まれています。

1.レモンユーカリ

レモンユーカリには、シトロネラールの含有量が65〜75%、シトロネロールは5〜15%となっています。このアロマオイルはレモンのような香りがすることからこのようなネーミングがつけられました。鎮静作用もあるので、夏の暑さでどうしても気が経ってしまう時に気分を落ち着ける効果が期待できます。

2.シトロネラ

シトロネラには、シトロネラールが5〜30%、シトロネロールが5〜15%、ゲラニオールが15〜25%含まれています。虫よけアロマの中でも、かなり高い効果があるとして有名です。香りはレモンに似ていますが、香りが強い方です。汗をかく季節にはピッタリの消臭効果も期待できます。

3.ゼラニウム

シトロネロールが20〜40%、ゲラニオールが10〜20%含まれています。ローズ系の香りの中にミントのさわやかさもあるとてもいい香りです。ブルーな時にこのアロマを焚くことで、気持ちが落ち着き明るくなれる効果が期待できます。

4.レモングラス

このアロマはご存知の方も多いのではないでしょうか。シトロネロールが10%、ゲラニオールが5%含まれています。香りはその名の通り、レモンの香りがします。疲れている時などにおすすめで、リフレッシュ効果や集中力を高める効果が期待できます。

虫よけ効果以外にも、様々な効果があるので、お好みの香りをみつけてみてください。

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アロマを使った虫よけスプレーの作り方

アロマを使ったむしよけスプレーを作る時に、まずは次の物を準備してください。

1.アロマオイル・・・いくつかのアロマをブレンドして合計10滴になるようにします。
2.精製水・・・45ml
3.無水エタノール・・5ml
4.光を通さないタイプのスプレー容器

作り方

1.光を通さないスプレー容器に、無水エタノールをこぼさないように入れます。

2.「1」にアロマオイルを入れます。

3.スプレー容器を軽くふってまぜます。

4.「3」に精製水を、容器の9分目くらいまで入れます。

5.スプレー容器のふたをしっかりとしめてから、上下に振って混ぜます。

注意点

アロマオイルを使った虫よけスプレーを作る時には、アロマオイルの量に注意してください。使うアロマオイルは10滴を守ってください。多すぎるととても強い刺激となり、お肌に副作用が出る可能性が非常に高くなりますので、注意してください。

また、この虫よけスプレーは精製水を使って作っています。水を使っているのであまり長期間にわたって使うことはできません。水が腐敗してしまうので、作る時はだいたい半月くらいで使い切れそうな量にして置きましょう。半月を経過したら、新しい物を再度作るようにしてください。

アロマを使った、アウトドアにオススメの「虫よけスプレー」の作り方

お子様への使用は注意が必要

アロマオイルで作るのでお子様にも使えるのですが、使用するなら3歳からにすることをおすすめします。それ以下のお子様には使用しないでください。使う時は、パッチテストを行い、お肌に異常がないことを確認してから足や腕など広範囲にスプレーするようにしましょう。

普通の虫よけスプレーと比較すると効果は弱いので、30分おきぐらいに付けるようにすると効果的です。虫よけスプレーの独特のニオイが苦手なお子様でも、好きなアロマをみつけられれば、違和感なく抵抗なくつけることができるようになります。

先にも書きましたが、虫よけ効果以外にも、気持ちを落ち着けてくれたり、様々な効果が期待できます。虫よけ対策は、真冬以外は必要なので、是非作ってみてください。

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