3月に植えるのにおすすめの花 10選

寒くて暗い冬の季節が終わりに近づくと、日差しも徐々に暖かくなりポカポカとした陽気が気分を和やかにしてくれます。寒いとガーデニングもさぼりがちになってしまいますが、春になれば色んなお花を植えたくなりますよね。ガーデニングがどんどん楽しくなる3月、お庭やプランターに植えるのにお勧めのお花を10種類紹介していきます。


ラベンダー

ラベンダーと聞くと、富良野にあるラベンダー畑を思い浮かべる方は多いでしょう。鮮やかな紫色と癒しの香りが魅力のハーブであるラベンダーは、ガーデニングやプランターに植えれば、お庭を華やかに可愛らしく彩ってくれます。イングリッシュラベンダーやフレンチラベンダーなど様々な品種があり、花の色は紫、白、ピンクが代表的です。開花時期は4月から7月で、植付時期は3月から4月となります。

ラベンダー

アマリリス

ヒガンバナ科のアマリリスは花径が10センチから20センチもあることが特徴で、一株咲いているだけで非常に華やかな印象を与えます。花色も赤やピンク、黄色、白と色々あり、鮮やかな色合いの品種が特に人気があります。球根が出回る時期は2月から3月で、この時期に植付をすれば4月から6月に開花します。原種であるヒッペアストルム・パピリオは白い花弁に深紅のスジが入っていることが特徴で、鮮やかな赤い花を咲かせるヒッペアスケリアも人気の品種です。

デルフィニウム

可憐な花を咲かせることで知られているデルフィニウムはキンポウゲ科に属しており、世界中に分布しているお花です。主に3つの系統があり、長い花穂が特徴のエラータム系、華奢で可愛らしい花を咲かせるシネンセ系、そして両者の中間となるベラドンナ系からなります。花の色は青、紫、白、ピンクなどがあり、植付時期は3月から4月、開花時期は5月から6月にかけてとなります。

デルフィニウムミントブルーの花

ネモフィラ

ネモフィラはムラサキ科に属するお花で、和名は瑠璃唐草とも言います。澄んだブルーの花色が特徴的で、見る者の心を和ませてくれます。ガーデニングはもちろんのこと、コンテナの寄せ植えとしても人気が高く、株張は20センチ以上になります。成長すればするごとに緑の葉っぱが密に生い茂り、溢れるように見事な花を咲かせます。2月から4月の間に植え付けると、4月から5月の時期に開花します。

ネモフィラ

ナデシコ

ナデシコは世界中に分布するナデシコ科のお花で、その品種は約300種類にも及びます。日本特有の品種はヒメハマナデシコとシナノナデシコで、他にもカワラナデシコとハマナデシコが日本に分布しています。カワラナデシコは花弁に深い切れ込みが入っているのが特徴で秋の七草の一つに数えられます。可憐で愛らしい花を咲かせ、色は赤や淡いピンク、白や黄色もあります。3月から5月が植付時期で、開花時期は4月から8月にかけてとなります。

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ペチュニア

ペチュニアとは南米原産のナス科に属するお花で、その成長の速さと育てやすさからガーデニング初心者にお勧めとなっています。その品種も様々で、枝が垂れているものからこんもりと茂っているもの、花の大きさは大輪、中輪、小輪とあり、咲き方も八重咲きのものもあります。花の色も多彩で赤、赤紫、ピンク、青紫、白を始めとする様々な色があります。植付時期は3月から11月で開花時期も3月から11月と長いことが特徴です。

ペチュニア

ツルニチニチソウ

ツルニチニチソウはヨーロッパが原産のお花でキョウチクトウ科に属しています。茎が地表や石垣などを這い、筋から根を出して広がっていくのが特徴的で、コンテナ、グラウンドカバーや吊り鉢から茎を垂らすのに利用されています。花の色は紫や白、青などがあり、葉に白や黄色などの斑が入る品種が特に人気があります。植付時期は3月から5月にかけてで、開花時期も3月から5月です。成長が早く育てやすいため、初心者にお勧めです。

ツルニチニチソウ

カリブラコア

カリブラコアは南アメリカが原産のお花で、その花姿はペチュニアに非常によく似ています。もともと同じペチュニア属に分類されていましたが、メキシコの植物学者によって、1825年にナス科のカリブラコア属に分類されました。葉っぱの大きさや花の大きさがペチュニアよりも比較的小さいことが特徴で、花色も鮮やかなオレンジ色や黄色、ピンク色など多岐に渡っています。植付時期は3月から9月と長く、開花時期も4月から11月となります。

カリブラコア

ツツジ

ツツジは古くからアジアに分布する花で、日本人に最も親しまれているお花の一つと言えます。日本にはヤマツツジ、キシツツジ、モチツツジやサツキを始めとする17種類のツツジが自生しており、鉢植えからガーデニングまで初心者でも育てやすいことが特徴です。花の色は赤やピンク、紫が代表的で、植付時期は3月から5月にかけて、開花時期は4月から5月にかけてとなります。

カルミア

カルミアは北アメリカとキューバが原産でツツジ科に属するお花です。コンペイトウのような形をした蕾が特徴的で、花が開くとお皿のような形になります。蕾は色が濃いですが、花が開くと淡い色合いになり、蕾と花では全く異なった印象を与えます。蕾が深紅で花がピンク色のものが代表的で、その他にも花が白で蕾が薄いピンク色の品種も人気があります。植える時期は3月から4月で、開花時期は5月から6月にかけてです。

カルミア

長くお花を楽しもう

3月に植えるのにお勧めのお花を10種類ほど紹介しました。特に開花時期が長いお花は成長も速く、育てやすいものばかりですからガーデニング初心者にもお勧めです。自分好みのお花を見つけたらまずは種や球根を買って、お庭に植えてみましょう。花の種類によっては育てるのが難しいものもありますので、育て方を事前に調べておくことも大切です。

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ラベンダー
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