実は進化していた、あの家電を使った簡単「押し花」の作り方2つ

実は進化していた、あの家電を使った簡単「押し花」の作り方

子供のころ誰しも一度は押し花を作ってみた経験があるのではないでしょうか。押し花は一般的に、好きな花を分厚い本に挟んで作るのが一般的ですが、最近の押し花はとても進化していて、家電をうまく活用して作るのが一般的になっています。そこで今回は家電を使って簡単にできる押し花の作り方をご紹介しましょう。

押し花に向いている花はどれ?

過去に押し花の作成経験がある方は、どんな花を選んでいましたか?実は押し花作成に使う花には向き不向きがあることをご存知でしょうか。「上手く作れなかった」「失敗した」という方は、もしかしたら押し花に適した花を選ばなかったのが原因かもしれませんね。

押し花に適しているのは水分が少なくて花弁が薄い花です。水分が多い花や花弁が厚い花はなかなか乾燥せず、どうしてもべちゃっとなりがちです。

具体的には、桜やコスモス、タンポポ、バラ、パンジー、撫子、アジサイ、ダリア、カスミソウなどが押し花に適したおすすめの花です。基本的にはどんな花でも作れますが、作り慣れていない初心者の方は、このような花を選べば失敗知らずです。

実は進化していた、あの家電を使った簡単「押し花」の作り方

「電子レンジ」と「アイロン」を使った押し花の作り方

最近の押し花は家電を活用して作るのがメジャーになりつつあります。分厚い本などで作る昔ながらのやり方では、出来上がりまでに日数がかかるうえ、うまく作れないこともあります。しかし、家電をうまく活用すれば誰でも簡単に作れるようになるのです。

使用する家電は、どこの家にもある電子レンジとアイロンです。

電子レンジでの作り方

まずは電子レンジを使った作り方をご紹介しましょう。

■用意するもの
・花
・段ボール2枚(電子レンジに入るようカット)
・キッチンペーパー
・輪ゴム

■作り方
1.段ボールの上にキッチンペーパーを乗せる
2.花を重ならないようにキッチンペーパーの上に置く
3.花の上にキッチンペーパーを置き、段ボールを重ねて輪ゴムで固定する
4.600Wで40秒から1分ほど加熱する
5.優しく段ボールとキッチンペーパーを外し、花を乾燥させれば完成

アイロンでの作り方

次はアイロンを使った作り方をご紹介します。

■用意するもの
・花
・新聞紙
・雑誌
・ティッシュ
・アイロン
・アイロン台

■作り方
1.アイロン台の上に雑誌、新聞紙、ティッシュ、花、ティッシュの順序で重ねていく
2.アイロンを低温設定し、30秒当てる
3.粗熱が取れるのを待ち、再度10秒アイロンを当てる
アイロンを当てたら粗熱を取り、再度アイロンを当てるという工程を数回繰り返し、完全に花の水分を飛ばして完成です。あとは好きなしおりなどに貼り付けましょう。

花の種類にもよりますが、分厚い本で挟む従来のやり方だと5日ほどかかる押し花も、電子レンジやアイロンといった家電をうまく活用することで5分もかからず作れます。

注意点は過熱しすぎないことです。どちらも熱を加える作業なので、過熱しすぎると茶色く変色します。

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押し花の活用方法

電子レンジやアイロンで作った押し花は、色がとても鮮やかでいろいろなものに活用できます。定番のしおり以外にも活用方法がたくさんあります。

スマホカバー

最近では非常に多くの種類のスマホカバーが実店舗やネットで取り扱われていますが、押し花を使えば自分だけのオリジナルのスマホカバーが作れます。100均で売られている透明や無地のスマホケースとレジンorトップコート、木のへらorアイスの棒、押し花があれば簡単に作れます。

作り方は、スマホケースにレジンかトップコートを薄く塗り、押し花を好きなようにレイアウトし、10分ほど乾かします。乾いたら今度は押し花の上から全体にレジンかトップコートを塗って乾かせば完成です。

キーホルダーやストラップ

小さめの押し花なら、キーホルダーやストラップも作れます。材料はすべて100均で揃うので、手軽に作れます。作ったものはカギをつけたり、バッグのアクセサリーとして使うのも良いですね。

アクセサリー

ネックレスやピアスなどのアクセサリーも押し花を使って手作りすると涼し気で素敵ですね。こちらも材料はすべて100均で揃えられます。

ネイルアート

ネイルデザインで人気なのが花をモチーフにしたネイルアートです。器用な方は自分で花を描けますがシールを貼っている方も多いと思います。自分で描いたりシールの花も素敵ですが、押し花を使えばもっと素敵になります。

ベースコートやベースカラーを塗ったあとに押し花を好きな形にレイアウトして、上からトップコートやトップジェルを重ねるだけで素敵なネイルの完成です。

押し花は他にもキャンドルや石鹸、はがき、ギフトタグなど活用方法は無限大です。ぜひいろいろチャレンジしてみてください。

実は進化していた、あの家電を使った簡単「押し花」の作り方

押し花の変色を防ぐには

せっかくきれいに作った押し花はできるだけ変色を避けたいですね。押し花は永久的にきれいな色や形が持続するわけではありませんが、できるだけ長くきれいな状態を保つためのポイントがあります。

使う花は新鮮なものを用意すること、完全に乾燥させること、すぐに活用せず保存する場合には、乾燥材を入れた密閉容器を使うことで長くきれいな状態を保てます。

このようなことに気を付けると5年ほど鮮やかな状態を保てますよ。

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