ハーブティーを楽しむ上で注意したい、保存方法のポイント2つ

ハーブティーを楽しむ上で注意したい、保存方法のポイント2つ

香りも味も楽しめるハーブティーを自宅で楽しむためには適切な方法で保存することが重要です。

ハーブティーを購入したら容器と環境の2点に気をつけて風味を保ったまま保存しましょう。

ハーブティーの保存方法について詳しくご解説いたします。

そもそもハーブティーってどのくらい持つもの?

そもそも、ハーブティーはどの程度の期間保存できるのでしょうか。

ハーブティーの賞味期限は1年程度

ハーブティーの賞味期限は一般的に1年程度に設定されていることが多いです。これは乾燥ハーブを使ったお茶の場合であり、フレッシュハーブを使って手作りしたハーブティーは早めに使い切らなければなりません。

乾燥されていないフレッシュハーブは野菜のように新鮮な状態で使用するため、手に入れたら3日以内に使い切ることを心がけましょう。

開封後は品質の低下が早い

ハーブティーの賞味期限が1年であっても開封後は適切な方法で保存しなければすぐに品質が低下します。

そのままの状態で置いておくと3か月ほどで味や見た目が悪くなることもあるため、適切な方法で保存しましょう。

適切な方法で保存した場合も開封前と同じ品質を保つのは難しいので、開封したらできる限り早く飲んでしまうことが大切です。

一度にたくさんのハーブティーを買い置きするのではなく、少量を1~2か月ごとに購入すれば品質の劣化を防げます。

ハーブティーを楽しむ上で注意したい、保存方法のポイント2つ

ハーブティーの保存容器はどうする?

ハーブティーを保存するときに気をつけたいポイントの一つが容器選びです。

購入したときのパッケージに入れておくと香りが飛んだり、空気に触れて酸化したりする可能性があります。

パッケージにチャックが付いていない場合は開封後すぐになどに移し替えましょう。

密閉できる容器で保存

ハーブティーは密閉できる容器で保存します。しっかりとふたを閉められる瓶を選べば香りがなくならず、長期間風味が豊かなハーブティーを楽しめます。

また、密閉しておくと複数のハーブティーを購入したときも香りが混じらず、購入時の香りを自宅でも楽しめます。

ハーブティーは酸化する

しっかりと密閉できていなければハーブティーは空気に触れて酸化が進みます。酸化がひどい場合は味や見た目が変わる場合があるため、移し替えの時もできるだけ空気に触れさせないように注意しましょう。

酸化を予防したいときは容器にハーブティーを移し替えた後に脱酸素剤を入れ、余分な空気を抜いておく方法がおすすめです。

遮光できる容器が望ましい

ハーブティーは紫外線にも弱いです。光が当たる場所に置いておくと色や味が劣化するため、保存容器は遮光できるものを選びましょう。

遮光瓶は茶色や緑色でホームセンターや通販などで購入できます。

遮光できる容器が見つからないときは暗い部屋や光が当たらない場所に置いておきましょう。明るい部屋での保存と比較して品質劣化が遅くなります。

透明な瓶で保存したいときは?

透明の瓶などにハーブティーを入れて彩りを楽しみたい場合は少しずつハーブティーを入れ替えましょう。短期間で使い切れる量だけを透明な瓶に移し替えれば光に当たって品質が劣化する前に飲み終えられます。

残ったハーブティーは遮光容器に入れるか光の当たらない場所で保存しておくと品質の劣化を防げるでしょう。

購入日を記録すると保管に役立つ

ハーブティーを入れ替える際に購入日や開封日を書いたシールを瓶に貼っておくと保管に役立ちます。うっかり飲み忘れたり、古いものを飲んでしまったりすることも少なくなります。

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ハーブティーの保存に適した環境は?

保存する環境も大切です。環境が悪ければハーブティーの味や見た目もすぐに劣化するため、保存に適した環境を確認しておきましょう。

湿度が低い場所で保存する

長期間ハーブティーを保存するときは湿度が高い場所を避けることが大切です。

ジメジメとした場所に置いておくとハーブティーの香りが損なわれたり、カビが発生して風味が悪くなったりすることが多いです。

湿度が高い場所に置いておかなければならない場合はシリカゲル乾燥剤などを使って多湿を予防しましょう。

飲むときは保存容器ごとポットに茶葉を入れるのではなく、スプーンなどで必要な分を取り出してポットに入れることで湿気による品質の低下を予防できます。

湿度が高いとポプリ虫が発生することも

湿度が高い梅雨などはハーブティーにポプリ虫が発生する可能性もあります。

ポプリ虫は2㎜ほどの大きさで赤茶色の虫であり、特にオーガニック栽培のハーブティーなどで発生しやすいです。

人体に悪影響はないと考えられており、ポプリ虫が発生したハーブティーを飲んでも体調が悪化することはありませんが、一度発生すると繁殖が早く、見た目も良くありません。

ポプリ虫が心配な場合は湿度が高い場所を避けて密閉しておきましょう。

高温を避ける

ハーブティーは高温にも弱いです。暑い場所に置いておくと品質の劣化が激しいため、日陰や涼しい場所で保存するのがおすすめです。

気温が上がって品質が劣化しやすい夏や梅雨はできれば冷蔵庫でハーブティーを保存しましょう。

冷蔵庫と部屋の温度差が激しいときは小さな瓶にハーブティーを小分けしておきます。必要な分のみを冷蔵庫から出すことで温度差による品質低下を防ぎましょう。

ハーブティーを楽しむ上で注意したい、保存方法のポイント2つ

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適切に保存しておいしいハーブティーを楽しもう

ハーブティーを保存するときのポイントは密閉できる容器に入れて高温多湿を避けた環境に置いておくことです。

正しい方法でハーブティーを保存することによって自宅でもおいしいハーブティーを楽しみましょう。

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