アロマは美容と健康にとても良い効果をもたらすとして人気があります。海外では医療現場でも導入されていて、日本国内でも少しずつではありますが、とりいれる病院などが増えてきています。
最近話題になっているアロマストーンというのを知っていますか?低価格で簡単にアロマを楽しめるとあって人気になっています。アロマストーンをまだ知らない方に、どんなものなのかをご紹介いたします。また、メリットやデメリット、自分で作る作り方などもあわせてご紹介いたします。
そもそも「アロマストーン」って何?
自宅でもっと簡単に手軽にアロマを楽しめたら、そう思っている方も多いのではないでしょうか。そういう方にピッタリです。その名の通り、アロマの石、アロマを含んでいる見た目が石のようなものです。
現在とても人気になっているので、いろんなデザインの物が販売されています。置いておくだけでもステキなインテリアの一つとして存在感があるものばかりです。ステキなデザインの石のようなものに、お好みのアロマオイルを染み込ませておくだけで、お部屋にアロマの香りが広がります。
アロマストーンには、水分吸収率の高い石こうや、素焼きの石が使われています。自分で手作りをする時は、石粉ねんどを使って作ります。小さくて持ち運びも便利ですし、火や電気や水を使わないので小さいお子様がいても安心して使うことができます。
一度アロマを含ませると、3日程度は香りを楽しむことができます。ただし、アロマオイルの種類にもよりますので、いろいろ試してみてください。
アロマストーンのメリット・デメリット
<メリット>
・低価格で簡単に作ることができる
・市販されている物も比較的安く手に入る
・火や水、電気がなくても使える
・安全である
・小さいので置き場所を選べる
・掃除などの手入れの必要がない
・インテリアの一部になる
・気軽に使える
<デメリット>
・落とすと割れる確率が高い
・香りが広がる幅が狭い
・香りの持続時間が短い
メリットがあればデメリットもあります。ですが、こうしてみてみると圧倒的にメリットの方が多くなっています。手軽で簡単に、すぐにでもアロマを楽しみたいという方には、アロマストーンがおすすめです。
アロマストーンの作り方
アロマストーンを作る前に、次の物を準備してください。
・石粉ねんど(100均ショップの物でもOK)
・型(モールド型・シリコン型が抜きやすく便利です)
・絵具(色をつけたい方はご用意ください)
<作り方>
1.ねんどを袋からだしてこねます。やわらかくなるまでしっかりとこねてください。
(硬いようなら、少し水をたすとこねやすくなります)
2.型に入れます。モールド型を使う場合は、しっかりと隙間ができないようにつめてください。クッキーの型は抜きやすくて便利です。お子様が粘度で使うような型を使うのもおすすめです。
3.シリコン型などを利用した場合は、そのままの状態で、風通しの良い場所にて3日程度置き、しっかりと乾燥させて型からはずしましょう。
乾燥させている途中でひび割れが目立つ時は、水を少量つけながら日々部分補正してください。オイルによっては、稀にストーンに色がつくことがあります。まずはストーンの裏に付けてみるのがいでしょう。何日かして香りがしないと感じたら、またオイルをたらせばお部屋に香りが広がりますよ。
効果的な使い方
アロマストーンのデメリットである、香りの広がる幅が狭いというのを解消する方法があります。それは、風通しがとても良い場所にストーンを置くということです。窓際や玄関に置くことで、開け閉めするたびに香りを風が運んでくれるので、その度にお部屋に香りが広がります。
アロマストーンは、狭い空間であればすぐに香りも広がり、持続時間も長いので、トイレの芳香剤としても便利です。さらに、クローゼットに入れれば、着替えるたびに香りに癒されます。クローゼットに入れる消臭剤や防虫剤の香りが不快という方にはおすすめになります。
アロマには虫よけ効果もありますので、玄関やベランダなどにアロマストーンを置いて、虫よけ効果のあるレモングラスなどを数滴たらしておくだけで、立派な虫よけになります。その他にも、寝室におくとリラックス効果が高く、安眠効果があるラベンダーやジャスミンなどのオイルを使うと、質の良い睡眠を摂る効果が期待できます。
アロマストーンは、置く場所によってオイルを変えることで、お部屋ごとにいろんな香りを楽しむことができます。さらに、そのオイルが持つ様々な効果も得ることができるので、まさに一石二鳥です。
使用上の注意
安心安全なアロマストーンですが、使用するにあたって注意すべきことがあります。まず一つめは、衝撃には弱い物なので、落とさないように注意してください。
二つ目は、アロマストーンにたらすオイルの量です。当然ですが、量が多すぎると、ストーンが吸収しきれずに、床にオイルが広がったりしてしまいます。お子様やペットが舐めたり触るといけませんので、注意が必要です。可能であれば、アロマストーンを床に置く時は、受け皿などにのせて置いておくことをおすすめします。
アロマストーンは、とても簡単に誰でもすぐに作れるものです。お子様と一緒にねんど遊び感覚で作ることができるのもいいところですよね。空いた時間にお子様と一緒に作ってみてくださいね。